逆質問で後悔しない!IT未経験の転職面接で使った質問実例集

求人・転職活動

面接の最後、「何か質問はありますか」と聞かれた瞬間に頭が真っ白になった経験はないでしょうか。技術的な質問への受け答えに必死で、逆質問のことまで気が回っていなかったという方は多いと思います。私自身、文系・未経験からIT業界への転職活動をしていたとき、この最後の数分をどう使うかで面接の印象が変わると実感した場面が何度もありました。

面接全体でよく聞かれる質問と答え方については未経験からのIT転職、面接で本当に聞かれた質問と答え方のコツで紹介しているので、この記事では最後に必ずと言っていいほど登場する「逆質問」という1つのワンシーンだけに絞って、実際に使った質問の実例と、聞かないほうがよかったと感じた質問、その準備の仕方までまとめます。

この記事でわかること

  • 私が実際に使っていた逆質問の実例(一次面接・最終面接それぞれ)
  • 聞かないほうがいいと感じた逆質問と、その理由
  • 逆質問を準備するときに意識していたこと

「特にありません」と答えて後悔した、最初の面接での失敗

結論から言うと、逆質問を軽く見て「特にありません」で終わらせるのは避けたほうがいいと感じています。

理由は、逆質問の内容そのものよりも、そこに応募者の入社意欲や準備の度合いが表れると面接官が受け取っている感触があったためです。

転職活動の初期に受けたある面接で、技術的な質問への受け答えが一段落してほっとしてしまい、「何か質問はありますか」に対して「特にありません、大丈夫です」と答えたことがあります。その直後、面接官の相槌が一拍遅れ、それまでの和やかな雰囲気から一転して、事務的な締めの挨拶にすっと切り替わったのを覚えています。エージェントから具体的なフィードバックをもらったわけではありませんが、その面接は結果的に選考が進まず、あの空気の変化が引っかかったまま面接を終えたことをよく覚えています。

それ以降は、どんなに面接の手応えが良くても、逆質問の時間には必ず2〜3個の質問を用意して臨むようにしました。

私が実際に使っていた逆質問の実例(一次面接編)

一次面接では、条件面よりも「この会社で働く姿を具体的にイメージできているか」が伝わる質問を意識して選んでいました。

一次面接の担当者は現場の技術者であることが多く、実際の開発環境やチームの雰囲気について、社外の情報だけでは分からないリアルな話を引き出しやすいと感じたためです。

質問例 ねらい
配属される可能性のあるチームでは、どんな言語やツールを使って開発をされていますか 技術面の解像度を上げる。求人票だけでは分からない実際の開発環境を知る
入社後、最初の目標として、どのくらいの期間でどんなレベルを目指すのが一般的ですか 入社後の成長イメージを具体的に持てているかを伝える
面接官ご自身が、この会社で働いていて良かったと感じるのはどんな瞬間ですか 面接官個人の実感を聞くことで場の空気を和らげつつ、本音に近い情報を得る

特に3つ目の「面接官ご自身が良かったと感じる瞬間」という質問は、ある面接で聞いたところ、それまで淡々と受け答えしていた面接官が急に表情を崩し、「実は最近、自分が担当した機能でユーザーから直接感謝の声をもらったんです」と少し照れながら話してくれたことがありました。その場の空気が一気に和やかになり、その後の逆質問もしやすくなった感触があります。

私が実際に使っていた逆質問の実例(最終面接編)

最終面接では、入社を前提としたより具体的な質問に切り替えるようにしていました。

最終面接まで進んだ段階では、企業側もこちらを「入社してもらう前提」で見ていることが多く、条件確認ではなく入社後の具体的な準備につながる質問のほうが、意欲として伝わりやすいと感じたためです。

  • 「もし内定をいただけたら、入社までの期間に準備しておいたほうがいいことはありますか」
  • 「配属先はいつ頃、どのように決まるのでしょうか」
  • 「これまで未経験で入社された方の中で、活躍されている方に共通する特徴はありますか」

ある最終面接で3つ目の質問をしたところ、「素直に分からないことをすぐ聞ける人が伸びている印象がある」という答えが返ってきました。その言葉が印象に残り、入社してからも実際にその通りだと感じる場面が多く、面接の段階で聞けてよかった質問の1つです。

聞かないほうがいいと感じた逆質問

逆質問は何でも聞いていい時間ではなく、聞き方や内容によっては逆効果になり得ると感じています。

企業側の受け止め方として、事前に調べればわかることを聞くと準備不足だと受け取られかねず、条件面をいきなり掘り下げると、入社意欲よりも待遇への関心が先に立っている印象を与えかねないためです。

  • 企業のホームページを見れば分かることをそのまま聞く:ある面接の前、時間に追われて企業サイトを読み込み切れておらず、「御社の主な事業内容を教えてください」と聞きかけたことがありました。質問する直前に、その説明が採用ページのトップにそのまま書かれていたことを思い出し、慌てて別の質問に切り替えた経験があります。
  • 給与や残業時間をその場でストレートに聞く:一度、面接の雰囲気がかなり率直だったこともあり、残業の平均時間を直接聞きかけたことがあります。ただ、面接官がやや答えにくそうな間を見せたのを感じ取り、質問を途中で「働き方について教えてください」という緩やかな聞き方に変えました。結果として、具体的な残業時間はその後、転職エージェント経由で確認する形にしています(エージェントの活用については転職エージェントは必要?未経験IT転職で感じたメリットと注意点で詳しく紹介しています)。
  • 面接の残り時間を考えずに質問を重ねすぎる:ある面接で、1つの回答に対してさらに深掘りする質問を重ねていたところ、面接官が時計をちらりと確認する仕草を見せたことがありました。それ以降は、面接の終盤に近づいたら質問は1つに絞るよう意識するようになりました。

逆質問を準備するときに意識していた3つのこと

結論として、逆質問は面接直前に考えるのではなく、応募の段階から少しずつ質問のストックを作っておくようにしていました。

面接中に初めて考えようとすると、その場の緊張でうまく言葉にできないことが多かったためです。

  1. 求人票・企業サイトを読み込みながら、分からなかった点をメモしておく:応募前に読んだ求人票や企業サイトの中で「ここは書かれていないな」と感じた点を、その都度メモ帳に書き溜めておきました。
  2. 3〜5個をストックし、面接の流れで既に答えが出ている質問は外す:面接中の会話の中で、用意していた質問への答えが自然と出てくることがよくあったため、最後にストックの中から「まだ答えを聞けていないもの」を選び直すようにしていました。
  3. ストックした質問を、面接官の立場に合わせて出し分ける:現場の技術者が面接官のときは開発環境や日々の業務についての質問を、人事や役職者が同席するときは会社全体の方向性や評価の仕組みについての質問を選ぶようにしていました。同じストックの中でも、相手が答えやすい・話したくなる質問を選ぶだけで、その後の会話の広がり方が変わる感触がありました。

まとめ

ここまで、未経験からのIT転職の面接で実際に使っていた逆質問の実例と、聞かないほうがいいと感じた質問、その準備の仕方を紹介してきました。

  • 逆質問を「特にありません」で済ませると、入社意欲が伝わりにくくなると感じた
  • 一次面接では技術面や成長イメージ、面接官自身の実感を聞く質問が効果的だった
  • 最終面接では入社を前提とした、より具体的な質問に切り替えていた
  • 調べれば分かること・条件面のストレートな質問・時間を考えない深掘りは避けたほうがいい
  • 逆質問は面接直前ではなく、応募段階からストックを作っておくと落ち着いて臨める

逆質問は面接の最後のわずかな時間ですが、それまでの受け答えと同じくらい、入社への解像度が伝わる場面だと感じています。事前にいくつかの質問をストックしておき、面接の流れに合わせて選び直すくらいの余裕を持って臨んでみてください。

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