未経験OKのIT求人はどこで探す?6つの探し方を実体験で比較

求人・転職活動

「IT求人 未経験」で検索している方は、学習をある程度進めてきて、そろそろ本格的に求人を見てみようと思っている段階かもしれません。ただ、いざ探そうとすると「転職エージェントに登録すればいいのか」「求人サイトを自分で検索した方がいいのか」「そもそもどこを見れば未経験可の求人にたどり着けるのか」がわからず、最初の一歩で止まってしまうこともあるのではないでしょうか。

私自身、転職活動を始めた頃はまさにそこで迷っていました。学習と並行してとりあえずエージェントに登録してみたものの、それだけで十分なのか、他の探し方も併用すべきなのか判断がつかず、しばらく手探りの状態が続きました。結果的には、複数の探し方を組み合わせたことで、1つの方法だけでは出会えなかった求人にもたどり着けたと感じています。

この記事では、私が実際に使った求人の探し方を、それぞれの特徴とあわせて紹介します。特定のサービスをおすすめするというより、探し方の種類ごとにメリット・デメリットを整理するので、自分に合う組み合わせを考える材料にしてもらえたらと思います。

この記事でわかること

  • 未経験者が未経験可のIT求人に出会える主な6つの探し方
  • それぞれの探し方のメリット・デメリット
  • 私が実際にどう組み合わせて求人を探していたか

結論:未経験可の求人は、複数の探し方を組み合わせて探すのが基本

結論から言うと、未経験可のIT求人は、1つの探し方だけに絞らず、複数を組み合わせて探すのが基本だと感じています。

理由は、探し方によって出会える求人の種類が異なるからです。転職サイトに掲載されている求人がすべてではなく、エージェントしか扱っていない非公開求人や、スカウトを通じてしか声がかからない求人など、チャネルごとに見えている範囲が違います。

実際に私は、転職活動の序盤はエージェントへの登録だけで探していましたが、紹介される求人の幅に偏りを感じるようになり、途中から転職サイトでの自分での検索やスカウト型サービスの登録も並行して始めました。すると、エージェント経由では紹介されていなかった求人にいくつか出会うことができ、選択肢が一気に広がった感覚がありました。だからこそ、最初から1つの探し方に絞り込みすぎない方がいいと考えています。

転職エージェントで探す

未経験からのIT転職では、まず転職エージェントに登録しておくと情報収集がしやすくなります。

理由は、キャリアアドバイザーが自分の経歴に合わせて求人を選んで紹介してくれる上、企業によっては一般には公開していない非公開求人を扱っている場合があるからです。学習を始めたばかりの段階でエージェントに登録し、面談で「今の状態だとどんな求人が狙えそうか」を聞いた経験は、未経験からIT転職する人が最初にやるべき5つのことや以前の記事でも紹介した通りですが、その後も紹介される求人一覧の中に、自分で検索しても見つけられなかった「未経験相談可」の求人が含まれていることが何度かありました。

一方で、紹介される求人がすべて自分の希望に合うとは限りません。担当者からすすめられた求人の中には、勤務地や働き方の条件が自分の希望と少しずれているものも混ざっていて、紹介された求人をそのまま鵜呑みにせず、自分でも条件を確認して取捨選択する必要があると感じた場面もありました。

転職サイトで自分で検索して探す

自分のペースで幅広く求人を見比べたい場合は、転職サイトを使って自分で検索するのも有効な方法です。

理由は、検索条件を自分で細かく設定でき、エージェントを介さずに掲載されている求人の全体像を把握できるからです。「未経験可」で絞り込んで検索すると、想像していたよりも多くの求人が表示され、選択肢の多さに気づけたのは転職サイトを使い始めてからでした。

ただし、検索結果に表示された求人の中には、「未経験相談可」と書かれていても、実際の応募要件をよく読むと軽微なプログラミング経験や関連資格を求めているものも混ざっていました。「未経験歓迎」という表記だけで判断せず、募集要項まで目を通す必要があると実感した経験は、求人票の確認ポイントを扱う別の記事で詳しく紹介する予定です。

スカウト型サービスで声がかかるのを待つ

職務経歴書やこれまでの学習内容を登録しておくと、企業やエージェントの側からアプローチが来るスカウト型のサービスも選択肢の一つです。

理由は、自分から検索する手間をかけずに、思いがけない求人と出会える可能性があるからです。私も職務経歴書と、未経験IT転職にポートフォリオは必要?で紹介したポートフォリオの情報をあわせて登録しておいたところ、複数の企業やエージェントからメッセージが届くようになりました。

正直なところ、届いたメッセージの多くは定型文に近い一斉送信のようなものでしたが、その中に1件だけ、自分の職務経歴書の内容やポートフォリオの中身にきちんと触れた上で送られてきたメッセージがあり、その企業とは実際に面接まで進みました。数の多いメッセージに埋もれてしまいそうになりますが、内容をしっかり読んで送られてきたメッセージは、企業側の関心の高さを判断する材料にもなると感じています。

SNSやカジュアル面談経由で探す

求人票という形になっていない情報源として、SNSでの発信や現役エンジニアとの交流も、実は求人探しの入り口になることがあります。

理由は、企業やエンジニア個人がSNS上で採用情報を発信していたり、正式な選考の前段階としてカジュアル面談に誘われたりするケースがあるからです。私は学習の進捗をSNSで発信していたのですが、あるとき現役のエンジニアの方から「よければ一度お話ししませんか」とカジュアル面談に誘われたことがありました。

選考ではなく情報交換の場という位置づけだったものの、会社の雰囲気や実際の働き方について、求人票だけではわからない話を聞けたのは大きな収穫でした。すぐに応募や選考につながったわけではありませんが、この経験を通じて「求人票に出てこない情報源もある」ということを知れたのは、その後の会社選びの視野を広げるきっかけになりました。

ハローワークや地域の求人でも見つかることがある

大手の転職サービスだけでなく、ハローワークにも未経験可のIT求人が掲載されていることがあります。

理由は、地域密着型の中小企業の中には、大手の転職サービスよりもハローワークを中心に採用活動をしているところがあるからです。私も一度、他の探し方と並行してハローワークの窓口で相談したことがあるのですが、地域の製造業の求人に混ざって、社内SE的なポジションを未経験から募集している求人を見かけたことがありました(社内SEの仕事内容については別の記事で詳しく紹介しています)。

ただし、検索のしやすさや求人数、キャリア相談のきめ細かさという点では、専門の転職エージェントに比べると見劣りする印象も正直ありました。すべてをハローワークだけでまかなうというよりは、他の探し方の補完として使うのが現実的だと感じています。

志望企業の採用ページを直接チェックする

気になる企業が見つかったら、その企業の採用ページを直接確認してみるのもおすすめの方法です。

理由は、転職サイトやエージェント経由では見つからない募集が、企業の採用ページには掲載されている場合があるからです。私は、エージェント経由で紹介された企業のことが気になり、あらためて公式サイトの採用ページを見に行ったことがあるのですが、エージェント経由の求人票よりも詳しい募集要項や、社員インタビューなどの情報が掲載されていて参考になりました。

すべての企業を1社ずつ調べるのは現実的ではありませんが、他の探し方で気になる企業に出会ったときは、採用ページも一度チェックしてみると、より詳しい情報が得られることがあります。

探し方ごとの特徴を比較

ここまで紹介した6つの探し方の特徴を、簡単な表で整理します。

探し方 特徴 向いていると感じた人
転職エージェント 非公開求人・アドバイザーによる提案がある一方、紹介内容が希望とずれることもある 自分だけで探すのに不安がある人、相場感を早めに知りたい人
転職サイト 自分で条件を細かく設定して検索できるが、要件を自分で見極める必要がある 幅広く求人を比較したい人
スカウト型サービス 企業側からアプローチが来るが、定型的なメッセージも多い 職務経歴書やポートフォリオを整理済みの人
SNS・カジュアル面談 求人票にない情報が得られるが、選考にすぐ直結するとは限らない 会社の雰囲気を事前に知りたい人
ハローワーク 地域密着型の求人に出会えることがあるが、検索性は他と比べて限定的 地元での就職を考えている人
企業の採用ページ 詳しい募集要項が載っていることがあるが、1社ずつ確認する手間がかかる すでに気になる企業がある人

私が実際に使った組み合わせ

最後に、私が実際にどう組み合わせて求人を探していたかを紹介します。

学習を始めてすぐの段階では、以前の記事で紹介した通りエージェントに登録して相場感を掴むことから始めました。その後、学習が進んで転職活動を本格化させるタイミングで、転職サイトでの自分での検索と、スカウト型サービスへの登録を追加しています。SNSでの発信も学習の記録としてなんとなく続けていたのですが、それが結果的にカジュアル面談のきっかけになったのは、自分でも予想していなかった収穫でした。

最終的に入社を決めた企業は、エージェント経由で紹介された求人でしたが、選考を並行して受けていた企業の中には、転職サイト経由で自分から応募したところやスカウト経由のところも含まれていました。どの探し方から内定に至るかは人によって変わってくるはずなので、探し方を1つに絞り込まず、複数の入り口を持っておくことが、結果的に選択肢を狭めない一番の方法だったと感じています。

まとめ

ここまで、未経験可のIT求人をどこで探すか、私が実際に使った探し方をもとに紹介してきました。

  • 未経験可の求人は、転職エージェント・転職サイト・スカウト型サービス・SNS・ハローワーク・企業の採用ページなど、探し方によって出会える求人の種類が異なる
  • 1つの探し方だけに絞らず、複数を組み合わせることで選択肢が広がりやすい
  • 「未経験可」「未経験歓迎」と書かれていても、募集要項まで確認しないと実際の応募条件がわからないこともある

どの探し方が自分に合うかは、学習の進み具合や希望する働き方によっても変わってくると思います。まずは1つ登録してみて、様子を見ながら他の方法も少しずつ試してみるくらいの気持ちで始めてもらえたらと思います。求人票の具体的な見方や、「未経験歓迎」求人で確認すべきポイントについては、別の記事であらためて詳しく紹介する予定です。

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