「面接ってこの後もう1回あるんだろうか、それとも今日で最後なんだろうか」——「転職 面接 回数」と検索している方の多くは、有給を使って面接の予定を組みながら、この先どれくらい呼ばれる可能性があるのか見通しが立たず、スケジュール調整に困っているのではないでしょうか。私自身、文系・未経験からIT業界への転職活動を進めていたとき、在職中で有給の残りを気にしながら、企業ごとに「あと何回呼ばれるのか」が読めず、何度も予定を立て直した経験があります。
この記事では、面接で実際に聞かれた質問の中身や、緊張との向き合い方には触れません。それらは別の記事で詳しく扱っているので、ここでは「一次・二次・最終と何回あり、書類選考から内定までどんな流れをたどるのか」という、選考フロー全体の回数と構造そのものに絞ってお伝えします。
この記事でわかること
- 書類選考から内定までの、選考フロー全体の標準的な流れ
- 面接は実際に何回が多かったのか、私が受けた8社の内訳
- 企業によって面接回数に差が出る理由
- カジュアル面談や適性検査まで含めると、選考全体の接点はどれくらい増えるか
結論:面接は「1〜3回」が中心、実際に受けた8社の内訳
結論から言うと、私が面接まで進んだ8社のうち、面接回数は1回から3回までのいずれかに収まっており、平均すると2回程度でした。「何回あるかわからない」という不安に対しては、まず3回を超えることはほとんど無かったと知っておくだけでも、心構えが違ってくると思います。
理由は、未経験者向けの選考では、企業側もそう何度も選考の機会を設けず、限られた回数の中で「現場との相性」と「入社後にやっていけそうか」を判断しようとする傾向があると感じているためです。書類選考から内定までの応募社数・通過率の全体像は平均何社応募する?未経験からのIT転職、応募数のリアルな目安で詳しく紹介していますが、ここではそのうち面接まで進んだ8社に絞って、回数ごとの内訳を紹介します。
| 面接回数 | 該当した社数 | 結果 |
|---|---|---|
| 1回(一次面接のみで終了) | 2社 | いずれも見送り |
| 2回(一次・二次面接まで、最終には進めず) | 3社 | いずれも見送り |
| 3回(一次・二次・最終、または一次・最終の2段階で最終まで到達) | 3社 | 内定2社・内定辞退1社 |
| 合計 | 8社 | 内定2社 |
この内訳を見て私自身が意外だったのは、面接回数が多いほど不合格になりやすいわけではなく、むしろ最終まで進めた企業の方が内定率が高かったという点です。回数の多さそのものより、次の回に呼ばれるかどうかの1回1回の手応えの方が、結果との関係が強かったという実感があります。
選考フロー全体の流れ:書類選考から内定までの標準パターン
面接回数だけでなく、書類選考から内定まで全体としてどんなステップを踏むのかも、企業によってかなり違いがありました。
企業の規模や採用のスタイルによって、面接以外に組み込まれるステップの数そのものが変わってくるためです。実際に私が経験した範囲では、大きく3つのパターンに分かれていました。
| パターン | 流れ | 私が受けた範囲での傾向 |
|---|---|---|
| シンプル型 | 書類選考 → 一次面接 → 最終面接 | SES中心の比較的小規模な企業に多かった |
| 標準型 | 書類選考 → 適性検査・コーディングテスト → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接 | 自社開発を行う中規模以上の企業に多かった |
| 面談先行型 | カジュアル面談 → 書類選考 → 一次面接 → 最終面接 | エンジニア採用に力を入れている企業で見られた |
特に印象に残っているのは、同じ「未経験可」の求人でも、シンプル型の企業では書類選考の連絡から内定まで3週間ほどで進んだのに対し、標準型の企業では適性検査の結果待ちや二次面接の日程調整も挟まり、1ヶ月半近くかかったことです。同じ選考期間の見通しを立てるにも、企業がどのパターンに近いかを早い段階で把握しておくと、心構えがだいぶ変わってくると感じました。適性検査やコーディングテストそのものの中身、カジュアル面談で実際に聞かれたことについては、それぞれ別の記事で詳しく紹介しています。
なぜ面接回数に差が出るのか、私が感じた3つの要因
面接回数の違いは、たまたまではなく、企業側の事情によってある程度説明がつくと感じています。私が実際に選考を受けながら気づいた要因は、次の3つです。
- 企業規模:社員数が多い企業ほど、最終面接に役員や社長が同席する分、現場担当者との面接と役職者との面接を分ける必要があり、結果的に回数が増える傾向がありました。
- 雇用形態・事業内容:SES中心の企業では、配属先の現場との相性よりも自社としての適性を短時間で見極める選考が多く、面接自体もシンプルな傾向がありました。一方、自社開発を行う企業では、配属予定のチームメンバーとの相性まで確認したいという意図からか、面接の回数も段階も多くなりやすい印象でした。
- 二次面接を挟むかどうか:同じ「最終面接まで進んだ3社」の中でも、一次から二次を経て最終に進んだ企業と、一次の後にいきなり最終に進んだ企業の両方があり、二次面接を設けるかどうかは会社の慣習によるところが大きいという印象を受けました。
ある企業では、一次面接の場で「次は代表との面接になります」とその場で告げられ、二次面接を挟まずに最終まで進んだことがあります。逆に別の企業では、一次・二次とも現場のエンジニアが担当し、最終になって初めて人事責任者が登場するという、段階を踏む形を取っていました。同じ「最終面接」という言葉でも、そこに至るまでの道のりは会社ごとに違うのだと実感した出来事です。
カジュアル面談・適性検査を数えると、選考全体の接点はもっと多くなる
「面接は何回あるか」という数え方は、実は人によって範囲が違います。カジュアル面談や適性検査を含めるかどうかで、選考全体の接点の数はかなり変わってきます。
カジュアル面談や適性検査は「選考ではない」という案内をされることが多く、面接としてカウントするべきかどうか、自分でも判断に迷う場面があったからです。
実際、ある企業では、私と企業との接点は「カジュアル面談 → 書類選考 → 適性検査 → 一次面接 → 二次面接 → 最終面接」の合計6回にのぼりました。面接だけを数えれば3回ですが、選考にまつわるすべてのやり取りを数えると、内定までに6回のやり取りを重ねたことになります。一方、別の企業では「書類選考 → 一次面接 → 最終面接」という3ステップだけで内定に至っており、同じ「内定」というゴールでも、そこにたどり着くまでの接点の数はまったく違っていました。カジュアル面談が選考にどこまで影響するかについては、別の記事でもう少し詳しく触れています。
この経験から、面接回数だけを見て「多い・少ない」を比較するより、書類選考から内定までに何回企業とやり取りする必要があるのか、選考フロー全体で捉えた方が、実際のスケジュール感はつかみやすいと感じています。
面接回数が多い選考で大変だったこと:日程調整とモチベーション維持
面接回数そのものより、複数社の選考が同時に、しかもそれぞれ違う段階で進んでいく状況の方が、実際には負担が大きかったというのが正直な実感です。
在職中に転職活動を進めていたため、平日の日中に面接の時間を確保すること自体に限りがあり、A社の一次面接の日程を調整している最中に、B社から二次面接の案内が届く、というようなことが重なっていたからです。
選考が重なっていた時期には、企業ごとに「今どの段階にいるか」「次に何をすべきか」を一覧にしたメモを作り、毎晩更新するようにしていました。頭の中だけで管理しようとすると、どの企業に何を返信したか分からなくなりそうだったためです。あわせて、面接の日程調整はできるだけ転職エージェント経由でまとめてもらい、直接のメールのやり取りを減らすようにしていたことも、気持ちの余裕を保つうえで助けになりました。それでも、一次面接の結果を待ちながら次の企業の二次面接の準備をする、という状態が続いた時期は、正直かなり神経を使いました。
面接回数そのものは多くても3回程度でしたが、複数社が同時に、しかも違う段階で並走している状態こそが、選考フロー全体を通して一番体力を使う場面だったと振り返っています。
まとめ
ここまで、未経験からのIT転職における選考フロー全体の回数と流れについて、私自身の実体験をもとに紹介してきました。
- 面接回数は1〜3回に収まることが多く、私の場合は平均すると2回程度だった
- 選考フローは「シンプル型」「標準型」「面談先行型」など、企業によって組み込まれるステップの数が異なる
- 面接回数の違いは、企業規模・雇用形態・二次面接の有無といった要因である程度説明できる
- カジュアル面談や適性検査まで含めると、内定までの接点の数は面接回数以上に増える
- 面接回数そのものより、複数社の選考が同時並行で進む状況への備えの方が負担が大きくなりやすい
面接が何回あるかは企業によって差があり、事前にすべてを正確に予測することはできません。ただ、大まかな流れと回数の目安を知っておくだけでも、日程の見通しを立てやすくなるはずです。面接で実際に聞かれた質問の中身や答え方のコツは未経験からのIT転職、面接で本当に聞かれた質問と答え方のコツで紹介しているので、緊張との向き合い方とあわせて別の記事も参考にしてもらえたらと思います。


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