平均何社応募する?未経験からのIT転職、応募数のリアルな目安

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「転職 応募 何社」と検索している方の多くは、自分の応募数が多いのか少ないのか、判断できずに不安を抱えているのではないでしょうか。エージェントのサイトを見ても「人による」としか書かれておらず、周りに未経験からIT業界を目指した知人もいないと、自分の進み具合を測る物差しが見つからないまま、ただ応募を続けることになる方も多いと思います。

私自身、文系・未経験からIT業界へ転職する際、この「応募社数」の感覚がまったくつかめず、書類選考の結果を待つたびに一喜一憂していました。この記事では、私が実際に何社に応募し、そのうち何社が書類選考を通過し、最終的にどこへ着地したのかを、フェーズごとの内訳とあわせて紹介します。活動全体の期間についてはどれくらいかかる?未経験からのIT転職、活動期間のリアルな目安で詳しく紹介しているので、この記事では「応募社数」に絞ってお伝えします。

この記事でわかること

  • 応募社数の一般的な目安と、その数字だけを見ても安心できない理由
  • 私が実際に応募した社数の、フェーズごとの内訳
  • 応募を増やすべきか、いったん立ち止まるべきかを判断した基準

結論:目安は「10〜30社」、私の場合は24社でした

結論から言うと、複数の転職エージェントの担当者と話す中で聞いた話としては、未経験からのIT転職で内定に至るまでの応募社数は、10〜30社程度になるケースが多いとのことでした。ただし、これはあくまで複数の担当者から聞いた話を私なりにまとめた大まかな傾向であり、全員に当てはまる数字ではないと感じています。

理由は、同じ「応募社数」という言葉でも、書類だけ送って音沙汰がなかった企業まで含めるのか、選考が最後まで進んだ企業だけを数えるのかで、数え方の前提がまったく違ってくるためです。応募数が少なくて済んだ人の話をそのまま真に受けて焦る必要もなければ、応募数が多かった人の話を聞いて落ち込む必要もないと思います。

私自身の場合、転職を考え始めてから内定を受けるまでの間に、書類を送った企業は合計で24社でした。内訳は後ほど詳しく紹介しますが、最初の1ヶ月ほどは的を絞れないまま応募し、途中から方向性を絞り込んでからのほうが、書類選考の通過率が明らかに上がったという実感があります。

応募社数がこれほど幅広くなる3つの理由

先ほどの「10〜30社」という目安に、これだけの幅が生まれるのには理由があります。私自身の経験を振り返ると、特に次の3つが大きく影響していたと感じています。

要因 応募社数への影響
職種・条件をどこまで絞り込んでいるか 候補となる職種や勤務条件を広げるほど応募できる求人数自体は増えるが、1社ごとの志望動機がぼやけて書類選考の通過率が下がりやすい
書類選考・面接の通過率 通過率が低いほど、同じ数の内定にたどり着くために必要な応募数が増える
どこで「十分」と判断して活動を終えるか 1社の内定で活動を終える人もいれば、複数社を比較したい人もおり、終了のタイミングの違いがそのまま応募数の差になる

私の場合、最初の1ヶ月は3つ目どころか1つ目の「絞り込み」がまったくできておらず、応募数を増やすことよりも、まず何を優先して探すべきかを見失っていた時期でした。この3つの要因のうち、自分がどこでつまずいているのかを最初に把握しておくと、応募数の見通しも立てやすくなると思います。

私が実際に応募した24社の内訳

ここからは、私が実際にどのタイミングで、何社に応募し、どこまで進んだのかを時系列で紹介します。

フェーズ 応募社数 書類選考通過 面接進出 結果
フェーズ1:方向性を絞れないまま応募(開始〜1ヶ月目) 8社 2社 1社 内定0社
フェーズ2:開発系職種に絞り込んで再応募(2〜3ヶ月目) 16社 10社 7社(うち最終面接3社) 内定2社
合計 24社 12社 8社 内定2社

フェーズ1では、プログラマー系とインフラエンジニア系、両方の求人に手当たり次第に応募していました。書類選考を通過できたのは8社中2社だけで、面接まで進めたのも1社にとどまり、その1社も最終的には見送りになりました。求人の見方や技術用語がよくわからないまま応募先を選んでいた時期の話は、転職エージェントについて紹介した別の記事でも触れていますが、当時はとにかく数を送ることで安心しようとしていたのだと思います。

方向性を開発系職種に絞り込んでからのフェーズ2では、応募社数自体はフェーズ1の2倍になりましたが、書類選考の通過率は25%程度から60%を超える水準まで上がりました。同じ「応募社数を増やす」でも、闇雲に増やした前半と、絞り込んだうえで増やした後半とでは、まったく意味が違っていたと感じています。

「数を打てば受かる」わけではないと気づいた出来事

フェーズ1の終盤、応募数を増やしても書類選考の通過率が一向に上がらず、正直かなり焦っていた時期がありました。

理由は、応募先を増やすこと自体をゴールにしてしまい、1社ごとの職務経歴書や志望動機の中身を見直すという発想が抜け落ちていたためです。数を送ることに意識が向きすぎて、肝心の中身が当たり障りのないテンプレートのままになっていました。

転機になったのは、登録していた転職エージェントの担当者から「応募している職種の系統がばらばらで、志望動機の説得力が弱く見える」と率直な指摘を受けたことでした。あわせて、職務経歴書の書き方を見直した経緯は未経験からのIT転職、職務経歴書はここを書けば通過率が上がるで詳しく紹介していますが、応募数を増やすことよりも、1社あたりの書類の作り込みを見直すほうが先だと気づかされた出来事でした。指摘を受けてすぐに応募数を増やしたわけではなく、まず数社分の書類を丸ごと書き直してから再開したところ、次第に書類選考を通過する数が増えていきました。

応募を「増やす」か「いったん止める」か、私が判断した基準

フェーズ2の終盤には、逆に「これ以上応募を増やすべきか」という悩みに直面しました。

理由は、選考が同時進行する企業が増えるほど、面接の日程調整や企業ごとの準備にかけられる時間が薄まり、かえって1社ごとの対応が雑になるリスクを感じ始めたためです。応募数を増やすことが、必ずしも活動の質を上げるとは限らないと実感した場面でした。

実際、ほぼ同じ週に3社から最終面接通過や内定に近い連絡が重なった時期があり、この段階で新規の応募は一旦すべて止める判断をしました。この3社をどう比較して最終的に絞り込んだかは、複数内定の比較基準を紹介した別の記事で詳しく書いていますが、判断基準にしたのは「今進んでいる選考にきちんと向き合えているか」という1点でした。面接落ちが続いていた時期に自分なりに整理した失敗パターンも参考にしながら、無理に応募数を積み増すより、今ある選考に集中する方を優先しました。

  • 書類選考の通過率が上向いてきたら、応募ペースを落とすことも検討する:通過率が低いうちに数を増やしても、対応しきれず共倒れになるリスクがあると感じました。
  • 同時進行の選考が3社を超えたら、いったん新規応募を止める:日程調整だけでかなりの時間を取られるようになり、これ以上増やすと1社ごとの準備が疎かになると判断しました。

まとめ

ここまで、未経験からのIT転職における応募社数について、私自身の実体験をもとに紹介してきました。

  • 応募社数の目安は「10〜30社」と聞くことが多いが、数え方の前提が人によって異なるため、そのまま比較する必要はない
  • 私の場合は合計24社に応募し、方向性を絞り込む前と後とで書類選考の通過率が大きく変わった
  • 応募数を増やすこと自体を目的にすると、かえって1社ごとの中身が薄くなることがある
  • 選考が複数同時に進み始めたら、応募数を増やすより今ある選考に集中する判断もある

応募社数はあくまで結果として積み上がる数字であり、目標にすべき数字ではないというのが、振り返ってみての実感です。自分の応募数が周りより多い・少ないと感じても、それだけで一喜一憂せず、今の応募先1社ずつと向き合えているかを確認してみてください。転職活動全体の期間の目安については、別の記事であわせて紹介しています。

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