IT業界の仕事内容とは?未経験入社の初日から半年のリアル

キャリア・働き方

「未経験で入社して、いきなり何を任されるのだろう」——「IT業界 仕事内容」と検索している方の中には、これから未経験でIT業界に飛び込む予定があり、入社してからの半年間、実際にどんな仕事を任されるのか具体的にイメージしておきたいという方も多いのではないでしょうか。研修だけで終わるのか、それとも早い段階で実務に関わらせてもらえるのか、私自身も入社前は想像がつきませんでした。

この記事では、文系・未経験でIT業界に転職した私が、入社初日から半年の間に実際にどんな仕事を任されてきたのか、期間ごとの変化に絞って紹介します。入社前にどんな学習をしていたかはIT知識ゼロから転職するなら、最初に何を勉強する?で、リモートワーク中心になってからの1日の過ごし方についてもリモートワークエンジニアの1日!出社時代との違いをリアルに紹介で紹介しているので、ここでは「入社してから任された業務の中身そのもの」に絞ってお伝えします。

この記事でわかること

  • 未経験入社した私が、初日から半年の間に任された仕事内容の変化
  • 想像していた仕事内容と、実際に任された仕事内容のギャップ
  • 未経験だからこそ、最初に任されやすい業務の傾向

入社初日〜1週間:環境構築とチームへの合流

結論から言うと、入社してすぐに開発の実務を任されたわけではなく、最初の1週間は開発環境のセットアップとチームへの合流が中心でした。

理由は、実際にコードを書く前に、社内で使っているツールやルールを理解していないと、簡単な作業でもつまずいてしまうためです。

初日は、パソコンのセットアップ、社内チャットツールへの招待、社内Wikiに書かれた開発の進め方のドキュメントを読み込むことに時間を使いました。次の数日で、自分のパソコンに開発環境を構築する作業を任されたのですが、手順書通りに進めてもエラーが出る箇所があり、SEの同僚に画面を共有しながら一緒に確認してもらったことを覚えています。「未経験だから任される仕事がない」というより、「まず社内の仕組みに慣れてもらう」という段階が最初にあるのだと実感しました。

1ヶ月目:小さな修正タスクを一人で任される

1ヶ月目に入ってからは、既存の画面の軽微な表示崩れを直す、といった小さな修正タスクを一人で任されるようになりました。

いきなり大きな機能の実装を任せるのではなく、影響範囲の小さい修正から少しずつ実務に慣れてもらう方針だったのだと思います。

最初に任されたのは、管理画面のとある入力欄で、特定の条件下だけ表示がずれるという軽微な不具合の修正でした。原因を探すためにコードを読み進める作業自体に時間がかかり、想定より修正に丸1日以上を使ってしまったのですが、無事に直せたときは小さな達成感がありました。あわせて、ツールの操作マニュアルなど、社内ドキュメントの更新作業も何度か任され、実務のコードに触れる機会と、業務全体の流れを把握する機会の両方を、この時期に少しずつ積み重ねていた印象です。

2〜3ヶ月目:担当範囲が少しずつ広がる

2〜3ヶ月目になると、修正だけでなく、簡単な新機能の実装の一部を担当する機会が増えてきました。

簡単な修正タスクを重ねる中で、コーディングの基本やチームでのレビューの進め方に慣れてきたと判断してもらえたためだと感じています。

ある機能追加のプロジェクトで、画面の一部の実装を任されたことがありました。すでに決まっている設計に沿って実装する部分だったため、ゼロから仕様を考える必要はなかったものの、UI/UXデザイナーが作成したデザインとコードの整合性を確認しながら進める作業は、想像していたよりも細かい確認の連続でした。この時期は、コードレビューでSEの同僚から細かい指摘を受けることも多く、指摘の意味が分からずその場で質問することも一度や二度ではありませんでした。

4〜6ヶ月目:仕様の相談に部分的に加わるようになる

半年が近づくにつれて、決まった仕様をそのまま実装するだけでなく、小さな機能について仕様の相談に部分的に加わる場面が出てきました。

担当した修正・実装の数が増え、業務内容や既存の仕組みへの理解が深まってきたことで、意見を求められる場面が少しずつ増えてきたのだと感じています。この段階でのキャリアの伸ばし方や、その先の変化については未経験スタートでも大丈夫?エンジニアが実践したキャリアアップ術で詳しく紹介しています。

ある小さな機能について、PMから「この部分、実装のしやすさの観点で意見はありますか」と聞かれたことがありました。まだ自信を持って意見を言えるほどではなく、正直に「この方法だと実装は多少複雑になりそうです」とだけ答えたのですが、それがきっかけで別の実装方法を検討する話し合いに加わることができました。決められたことをそのままこなす立場から、少しずつ意見を求められる立場に変わり始めた時期だったと感じています。この経験がきっかけとなり、半年ほど経った頃には、小さな機能について自分から仕様を提案する場面も出てきました。

半年経って見えてきた、想像とのギャップ

入社前に想像していた仕事内容と、実際に半年間で経験した仕事内容には、いくつかのギャップがありました。

転職活動中はどうしても「大きな新機能を作る」というイメージが先に立ってしまい、日々の業務の大部分を占める地道な作業の存在を具体的に想像できていなかったためです。

入社前に想像していたこと 実際に経験したこと
最初から新しい機能をどんどん作る 最初は既存機能の小さな修正やドキュメント整備が中心だった
一人で黙々とコードを書く時間が長い レビューや仕様確認など、人とやり取りする時間が予想より多かった
未経験のうちは意見を求められない 半年ほどで、小さな範囲であれば意見を求められる場面が出てきた

特に「最初は地道な作業が中心」というギャップは、入社前にもっと知っておきたかったと感じた部分です。地道な修正を任される時期を、力不足だと落ち込む理由にする必要はなく、業務全体を理解するための必要な段階だったと、半年経った今は捉えています。

まとめ

ここまで、未経験入社した私が、入社初日から半年の間に実際に任された仕事内容の変化を紹介してきました。

  • 入社直後は環境構築とチームへの合流が中心で、実務はそこから少しずつ始まる
  • 1ヶ月目は影響範囲の小さい修正タスク、2〜3ヶ月目は簡単な新機能実装の一部を担当
  • 4〜6ヶ月目になると、小さな範囲で仕様の相談に加わる場面が出てくることもある
  • 「最初から新しい機能を作る」というイメージと、実際の地道な業務にはギャップがある

未経験入社の最初の半年は、大きな成果よりも、業務の進め方や既存の仕組みを理解する期間として捉えておくと、入社後のギャップに戸惑いにくくなるのではないかと思います。1日の具体的な過ごし方や、その先のキャリアの伸ばし方については、それぞれ別の記事で詳しく紹介しています。

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